![]() |
| 国産材業界も視野に 日新興産の国産型カットソー 精度と耐久性で輸入機上回る |
![]() |
日新興産(東京都、原口博光社長)が国産材業界を視野に入れた商いを姶めた。 同社は、40年ほど前から2×4機械メーカーのパイオニアとして開発、設計、製造し、その種類は部材加工全般に及んでいる。 CAD/CAM壁バネル上下枠や墨付け機は20年も前に開発、数々の特許を取得している。バラ釘仕様のフレーミング合板釘打ち機もCAD/CAM対応でやはり20年前に製造。またクロスカットソーはCAD/CAMラインとして分速90メートルの速度で、選別・幅決め・カット・積載を行うもので、プラスマイナス0.1ミリという精密切断技術を10年前に確立している。4年ほど前にも送材速度が毎分120メートルというカットソーを開発、大手2×4コンポーネント会社に納入した。 日新興産が、2×4業堺だけでなく国産材業界などにも視野を向け始めたのは「現在、国内で使われているカットソーのほとんどは輸入機だが、建築資材を加工するには精度と耐久性の面で不安があることを前々から感じていた」 (原口社長)ことが理由。 現在、販売しているカットソーは「スーバーオートカットソーA型(標準型)」と「スーバーカットソーH型(強力型)」の2タイブがあり、両タイブとも輸入機を凌駕する精度と耐久牲を持つ。 主な特徴ほ、毎分最大120メートルの送材速度とデータによる自動切断により1回のカットサイクルが短縮できることから生産性が大幅に向上するほか、コンピューターが最適な歩留まり引き当てを行うことで材料効率の向上も実現する。切断可能な最大サイズは、幅350、高さ150ミリとなっており、大断面集成材の切断も可能となる。 機械面では、部材を送り込む定規の駆動には、日本製工作機械のトップレペル技術を応用した特殊なラック(平板歯車)&ピニオン(歯車)を使用しているために、輸入機のベルト駆動と異なり、長期にわたって高精度の位置決めが維持できる。この駆動方式は、ノンバックラッシュで低騒音ということも特徽。 切断方式は高鋼性なシャフトによる鋸前後スライド方式を採用しており、輸入機のジャンビング方式に比ぺて切断面がなめらかで高精度でもある。作業員は通常、材料投入1人だが、自動投入装置や自動積載装置の導入(オプション)によって無人化も可能となる。 同社では今後、2×4のコンボーネント会社のほか国産材製材、集成材メーカー、木材加工業者を対象に販売していく。 |
| 平成22年4月15日 日刊木材新聞 |
![]() |