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「木の総合文化」議連設立
五輪契機に情報発信
 
日刊木材新聞 2017年4月7日掲載

 自民・公明両党の国会議員らが4日、「木の総合文化(ウッドレガシー)を推進する議員連盟」の設立総会を開いた。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、日本の「木の文化」の発信、木を利用した競技施設などのオリンピックレガシー(遺産)の活用、森林整備の重要性や木材利用などへの理解を深める「木の文化」の国内外交流などを展開していく。

 
 議員の面々を前に今後の意気込みを語る原口代表

 会長に衛藤征士郎氏、会長代行に太田昭宏氏が就任する。 2020年3月に国際木文化学会(IWCS) などとの共催で国際大会を開くことを目的とし、関連する事業として木のレガシー記念式典の開催、世界各国の関係者の参加を得たフォーラム・シンポジウムの開催、神社仏閣や新たな木造建築・施設の紹介、海外の政府機関・団体との協賛、木育の普及などを進めていく。

 事業内容には、さきごろ木材産業要望活動団体(原口博光代表幹事)が提案した「2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーに係る要望書」の内容が含まれている。

 設立総会には木材業界関係者も参加した。 木材産業要望活動団体の原口代表幹事は設立への期待を込めて「木材の循環利用を含め、世界、学会などと協力し、木、環境、教育という分野から木材の利・活用に向けた情報発信を高められるだろう」と語った。 また日本合板工業組合連合会の井上篤博会長は「日本人は1人当たり0.6立方メートルしか木材を利用していないという低い水準。 この状況をより多くの人に把握していただくとともに、当業界としては技術を研さんし、より安定した供給を行っていきたい」と語った。



 
 
日刊木材新聞社

 ▽木の総合文化(ウッドレガシー)を推進する議員連盟の設立総会写真 
  

 ▽木の総合文化(ウッドレガシー)を推進する議員連盟文書
 ▽2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーに係る要望書 (PDF)

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